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3ヶ月の育休とブランクを乗り越えた話

こんにちは、hacomono POS開発チームに所属するたけ(竹本)です。 今回、私が育休を取得したのでその経緯や育休〜復帰に至るまでについてお話したいと思います。

※技術的な話はでてきません

育休を取得した理由

今回の育休は次男が産まれたことがきっかけでした。 長男のときは妻が実家に帰省して出産したのですが、コロナ禍や長男の幼稚園のこともあり、 家族で相談して実家に帰省しないことになりました。

hacomonoはフルリモートという働き方ですので育休を取るほどでもないかと思ったのですが、 長男のときを思い出すと妻も産後1~2ヶ月は体調回復に集中してほしいと考え、育休を取得する方向でマネージャーやメンバーに相談しました。 マネージャーやメンバーから温かい応援を頂いたため3ヶ月育休を取ることにしました。

育休前のこと

私が所属しているPOSチームの開発が佳境であり、育休直後にローンチであったため運用開始を見届けられない不安や、自分が育休に入る直前に加入したメンバーがいたり、 マネージャーやメンバーの負担を増やしてしまい申し訳ないと思っていました。

そんな中、当時のマネージャーであったたつさんから温かいエールを頂いたことがとても大きな後押しとなりました。 さらに、開発チームのメンバーからも後押しされ決意しました。

育休が決まってからは、労務の方から育休面談を設定いただきました。 子育てで使える公的な制度と社内制度の両方の説明や育休中に必要になるであろう書類や情報のこと、 また何かあった場合の連絡方法などをすり合わせさせていただき、仕事面以外での安心感もとても増えました。

こういったフォローもしていただいて、改めて育児へ理解がある会社だなと感じました。

育休中のこと

まずは妻の気持ちや大変さが少しわかりました。

長男のときは妻が実家に帰省していたため土日しか会えなかったのですが 今回は育休を取れたので、産後2ヶ月くらいは妻の体力回復を重視してほぼ全ての家事育児をやりました。

主に以下のようなスケジュール

- 朝
    - 朝食の準備
    - 長男の登園準備、バス停まで送迎
    - 掃除洗濯
    - 次男のお世話
- 昼
    - バス停までお迎え
    - 次男のお世話(温かい日中に沐浴)
    - 長男の習い事(週2回ほど)→プール、ピアノ
    - 夕食の準備
- 夜
    - 夕食の片付け
    - 次男のお世話
    - 長男のお風呂、寝かしつけ

次男は基本3hスプリント(ミルク、おむつ替え、寝かしつけ)で、 その合間に長男の幼稚園や習い事(週2)の送迎や家事を行っていました。 元々料理は好きなので専用のレシピ本を買って産後回復食を作ったりもしました。

良かったこと

  • 妻や妻の両親からとても感謝された
  • 長男と仲良くなれた(ような気がしている)
  • 産後の大変さが少しわかった

苦労したこと

  • 産後の次男のお世話で仕事とはまた違った大変さを感じた。単調ではあるものの睡眠不足になったり、思った時間に寝てくれなかったり、思ったより早く起きたりと予定通りにいかないことが多く疲労が溜まった
  • 自分の時間はスプリントの余白時間と21-22時以降からしか取れず育休前はまとまった時間で何か開発したりするぞと意気込んでいたがそうもいかなかった
  • スタートアップで成長スピードも早いため会社やチームの状況が気になりソワソワしていた

私が育休を取得した当時は育休中に会社のPCを返却しSlackなどのアカウントも全て停止となるルールだったため、SNSで発信される情報とリリースノートなどを見ていました。

*育休中のPCの取り扱いについては現在もう少し柔軟性を持てるように変更を検討中とのことです。

復帰直前〜復帰後のこと

育休が2ヶ月経過したころ、普段フルリモートで働くメンバーが集まる開発の全員集合イベントに参加しました。

忙しい中お休みをもらったチームに申し訳ない気持ちでいっぱいのまま会場へ向かいましたが、 プロダクトのことを話したりしてとても有意義な時間でした。

懇親会も出たかったのですが、夜のスプリントはこの日も変わらず始まるので速やかに帰宅しました。

また、「おかえりたけさん」という、自分が休んでいる間にチームで変わったことなどをまとめたページも作成していただいていたのでキャッチアップもしやすかったです。

復帰初日には、チームメンバー全員との1on1を設定してくれていました。 1on1なので状況確認もしやすかったですし、「育休どうでした?」と話を聞いてくれたりして、気持ち的にもとても楽になりスムーズに復帰することができました。

まとめ

今回hacomonoで3ヶ月間の育休を取得してみて、 長男や次男と普段より多くの時間を共有できたことが最高の経験になりました。 3ヶ月という期間も、短すぎず長すぎず、自分的にちょうど良かったと感じています。

成長著しいスタートアップで育休をとるのはソワソワしますし勇気も入りますがメリハリも大事だと思います。 今となっては人生のうちの3ヶ月、大切な家族と二度とない時間を過ごせて本当に良かったと思います。

今後は私がお休みをいただいたように、他のメンバーも安心して休めるよう貢献していきたいと思っています。


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