こんにちは!SETチームの塩濱です。
hacomonoではニックネーム文化なのではまちゃんと呼ばれております。
今回はhacomonoで活用しているmablのリリースされた機能を使ってみたシリーズ(今回が初めて😌)を書いてみようかと思います。
早速ですが今回使ってみた新機能は「Postmanからのインポート」です。
mablの記事も貼り付けておきますので気になる方はこちらもどうぞ。
https://help.mabl.com/hc/ja/articles/19078193969940-Postmanからのインポート
なぜこちらの機能を紹介するかというと、hacomonoのmablの活用方法上、神機能だったのです。
順を追って説明します。
mablでの環境設定について
hacomonoではmablの実行用環境が最大で7環境あります。
基本的にメインで使用しているのは、2環境となりますが
こっちの環境でも実行させたい!みたいなことがあり、現状は最大で登録数が7環境になっています。
そして上記で述べた、こっちの環境でも実行させたい!となった時に、追加で新規環境ボタンを押下して登録をしていくのですが、その中で行う環境変数の設定が地味に大変な作業となっていました。
環境毎の環境変数について
環境毎にログインIDやURLの変数を付与しており、それらを共通の変数名にしてFLOW内で呼びだす形で実装をしています。
環境A_環境設定
環境B_環境設定
変数名としては、loginIdForAdminなどでどちらも同じものを当てているので、
【管理サイト/ログイン】ログインする というFLOWに対して引数で{{@loginIdForAdmin}}
と{{@loginPasswordForAdmin}}
を渡すことで、テスト実行時にそれぞれの環境で必要な値を取ってくるようになっています。
このように各環境毎に変数名は同じだが、値が違うものが14個あり、現状環境設定の複製などはできないので、一つ一つ手で追加していく必要があり地味に大変な作業の一つとなっていました。
実際の環境設定の一例:
Postmanからのインポート機能を使ってみた
ここからこの記事の本題となりますが、postmanから出力される環境変数ファイルの形式であれば環境設定の変数がインポートできるようになったとのことで、postmanで各変数を定義してjsonファイルを作成し、早速インポートを試します。
jsonファイルをインポートすると、環境に合わせて値を変更するだけで良くなりました。
本来の意図とは違った使い方にはなりますが、hacomonoにとって刺さった機能でした🎉
まとめ
環境毎に設定している環境変数の使い方も、hacomonoの場合は以下の使い方をしていますが、違う使い方で実践されている企業も多いかと思います。(むしろhacomonoでの使い方が特殊な気がしています)
環境毎にログインIDやURLを付与しており、それらを共通の変数名にしてFLOW内で呼びだす形で実装をしています。
こういう使い方もあるよ!などありましたら、是非是非ご紹介いただけますと幸いです🙇
余談ですが、mablに限らず新機能などがリリースされた場合は即座に誰かが反応して、すぐにお触り会を開いてみんなでまず触り、ファーストインパクトを共有する、ということを大切にしています。
hacomonoでは採用も行っておりますので、SETチーム気になる!という方がいらっしゃいましたら、以下の採用ページも見ていただけるととても嬉しく思います!