hacomono TECH BLOG

フィットネスクラブやスクールなどの顧客管理・予約・決済を行う、業界特化型SaaS「hacomono」を提供する会社のテックブログです!

コードでみる Crossplane と kro

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の11日目の記事です こんにちは! 基盤本部プラットフォームチーム所属の kaikai です。 hacomono に入社して 1 年半ほど経ちましたが、ついにジムに通い始めました! 誰にも言ってないですがチーム内のマッスル枠を…

やってみようVSTeP 〜 福岡出張版 〜 参加しました!

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の10日目の記事です こんにちは! 株式会社hacomono QAの akine です。 先日、株式会社Fusicさんのオープンオフィスで開催された 「やってみようVSTeP 〜 福岡出張版 〜 」に参加しました! なんと今回は、JaSST東…

QAキャリアのお話 — 第三者検証 vs 事業会社QA —

こんにちは。hacomonoでQAエンジニアをしているpiro(@pirori_Qin)です。 12月です。早いもので今年ももう終わりですね。 私は今年はじめて自宅で焼いたシュトーレンを少しずつ切って味わいながら、 年の瀬までのカウントダウンを楽しんでいます。 QAキャリ…

潜在的なデッドコードを見つけて削除した話

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の8日目の記事です こんにちは。今年6月に hacomono へジョインしたプロダクトエンジニアの 江口 です。社内ではニックネーム文化があり、ぐっちと呼ばれています。 hacomono ではバックエンドに Ruby on Rails、…

OpenTelemetry Collectorに全部任せろ

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の7日目の記事です はじめに こんにちは。SRE部のiwachan(@Diwamoto_)です。 気づけばhacomonoに入ってもう2年になります。 hacomonoに入社してすぐに生まれた娘ももう少しで2歳です。成長曲線を大きく上に逸脱し…

tsconfig や TailwindCSS などの設定を NuxtLayer を使って共通化する

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の6日目の記事です みゅーとんです. アドカレ 6日目です. hacomono アドベントカレンダーでは今回 3 回のノルマがあるので頑張ります. 現在 hacomono では新規開発向けの基盤として Nuxt Layer を用いて, 様々な n…

AI推進室、始動からの振り返り

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の3日目の記事です こんにちは!株式会社hacomono AI推進室の JK です。 私は2025年7月に入社し、新設されたAI推進室に配属されました。 AI推進室が本格始動してから「AI Driven Company」への変革を目指して様々…

Claude Code × Playwright MCP で自動デバッグ

この記事は hacomono Advent Calendar 2025 の1日目の記事です こんにちは、hacomonoでエンジニアをしているタクローです! デバッグ作業って本当にめんどくさい。 画面操作 → データ確認 → また画面操作…というループに時間を奪われ、もっと効率的にやれな…

AIでテスト設計を自動化:チームの事例紹介

こんにちは、hacomonoでエンジニアをしているタクローです。 私たちのチームでは、ここ数ヶ月にわたりAIを活用したテスト分析とテストケース作成の自動化に取り組んできました。 運用を開始してからおよそ2ヶ月が経過し、実際にチームの生産性や品質にポジテ…

リバースされることを想定したメカニカルセキュリティ戦略

こんにちは、hacomono メカハードエンジニアのURAと申します。 hacomonoではSaaSのサービスと連携したIoTハードウエアの製造も行っており、QR入退館リーダーや水素水サーバーの連携など、QRコードをフックとした認証が繋がる仕組みやデバイスの製造も手掛け…

QAタスク標準化への挑戦:テスト分析の属人化を打ち破るAIモデル活用と、現場に存在する課題の考察

こんにちは!hacomonoのQAチームに所属している「ゆう」です。 私たちhacomono QAチームは、業務でのAI活用を加速しています。特に予約ドメインチームでは、テスト分析の属人化解消に向けた取り組みを進めています。 本記事では、多くのQA組織も直面する「属…

Takumi AIを活用したSAST脆弱性診断をしてみた

はじめに こんにちは、セキュリティ推進グループの徐承賢(a.k.a. sunchan)です。前回、Burp AIを活用したDASTの脆弱性診断について紹介しました(Burp AI: セキュリティ診断にAIの力を借りる - hacomono TECH BLOG)。今回はその続編として、「Takumi AI」を使…

AIを相棒に!LLMDAYを開催してみた

こんにちは!QA部の塩濱です。 hacomonoではニックネーム文化なのではまちゃんと呼ばれております。 最近息子がつかまり立ちをできるようになり、成長の早さに驚いています。 さて(?)、成長というとAIの成長も凄まじく、 何かイベントに参加してみると事…

Claude Code活用ナレッジ集 - 開発フローに沿った実践的な工夫

こんにちは。hacomonoでプロダクトエンジニアをしているタクです。 7月からClaude Codeを利用して開発に取り組んでいます。最初はClaude Codeをうまく使いこなせずにかえって時間がかかってしまうこともありましたが、チームメンバーと「こんな使い方をした…

肥大化する Nuxt の Composables 関数をどう小さく設計するべきか

みゅーとんです。どうも 最近個人開発で Astro に凝っています. no-js いいですね, ウェブサイトが爆速で描画されるのは本当にすばらしい. CMS 運用前提の静的サイトはみんなこうあってほしいですね. 個人開発だといくらでも時間をかけて LightHouse スコア…

開発速度を加速させるマルチプロダクト基盤:Self-Service提供への挑戦

はじめに こんにちは。基盤本部プラットフォーム部のkaikaiです。 入社して1年3ヶ月ほど経ちました。まだ新人な気分でしたが、スタートアップ界隈だとベテランの域みたいです。(精進せねば) さて、本記事では、プラットフォームチームが現在開発を進めている…

httpbinの読み方しっていますか?

こんにちは。運用保守部でエンジニアをやっています みつを です。 2023年6月に入社してはや二年と数ヶ月が経ち、現在も「外部のサービスと hacomono を繋げる」事に取り組んでいます。 外部のサービスと繋げると言えばその一つの手段がWebhookです。 Webhoo…

画面のテストコードを無理しない書き方で書く

こんにちは。UX部のがーみーです。最近は植物が好きになり、花やら観葉植物を置くようになりました。みているだけで気持ちが落ち着きます。 この記事ではフロントエンドのテストコードについて、書かれるようになってきて出てきた問題を整理し、無理をしない…

「この機能、本当に必要?」から脱却するために取り組んだこと

はじめに こんにちは、hacomono でプロダクトエンジニアとして日々開発に励んでいる renren です。 「プロダクトエンジニアとは?」と思われた方は、こちらのスライドや過去の記事にまとまっていますので、ぜひご覧ください。 "ウルトラジャンプ" な成長を支…

IoTベンチャー出身のPdMが株式会社hacomonoに惹かれた理由

1. はじめに・自己紹介 こんにちは!hacomono IoT部でPdMを担当しているクレさんです。 2024年10月にhacomonoに入社してまだ1年弱の在籍期間ですが、過去のIoT業界での7年間の経験を活かしてhacomonoで新しい挑戦をしています。 私のキャリアは少し変わって…

QAエンジニアによるAI活用事例:Claude Codeで実現するE2Eテスト開発の効率化

こんにちは、hacomonoQA部のたっきー(滝田)です。 hacomonoのQA部では自動テストの手段の1つにPlaywrightを利用しています。 今回は、Claude Codeを用いたEnd-to-End(E2E)テストの実装について紹介します。 はじめに 本記事の執筆サポートとしてClaude C…

Site Reliability Engineeringをポジティブに捉える

はじめに こんにちは。SRE部のiwachan( @Diwamoto )です。 最近人生で初めて登壇をしました(資料)。hacomonoは私のSRE人生2社目ですが、ようやくエンジニアとしてやりたかった外部登壇や社外への貢献ができるようになり、とてもありがたく思っています。 …

【mysql】取得するデータ量が少ないときの方が実行時間が長くなることがあった

「3月以前の集計はすぐに終わるのに、4月の集計がいつまで経っても終わらない。」 feature部会計決済グループのこじこじです。 あれは今年の4月上旬の出来事でした。 hacomonoのとある月次集計機能を担当している私のもとに上記の問い合わせが飛び込んで来ま…

Go言語で運用品質を向上させるエラーハンドリングライブラリを作った

こんにちは、リアーキテクチャ&イネーブルメント部のjunです。 普段はフレームワーク寄りの機能やライブラリの開発、パフォーマンスチューニング、リファクタリングなどなどプロダクトの土台を支える役割を担当しています。 今回は、運用品質向上のために開…

モジュラーモノリス導入がもたらした功罪

こんにちは、プラットフォームチーム所属のmaco+(まこたす)です。 ちょうど2年前に「モノリスなRailsにモジュラーモノリスを導入した話」というタイトルで執筆させていただきましたが、その後の取り組み・経過について中間レポートをお伝えできたらと思い…

Claude Code が current branch の修正内容を正常に把握できない!そんなときは

どうも、みゅーとんです. 小ネタとして, Claude Code の応答に問題が起きたので調べてみた備忘録をまとめておきます. 何が起きたか? 朝出勤して、続きの開発をやるかー!という意気込みで Claude Code を起動し, “今いるブランチの修正内容を一旦把握してく…

AIにコードを調査させてみた

こんにちは。運用保守部のnacchiです。 今回は運用保守部の主な業務の一つである問い合わせ対応について、どうにかAIを活用して効率化を図れないかを検証してみた結果を書かせていただきます。 運用保守部では幅広い業務を行なっており、顧客からの問い合わ…

hacomonoのUXエンジニアとは?技術とデザインの架け橋として、ユーザー体験を追求するエンジニアの役割

こんにちは。hacomono UX部エンジニアの yasu です。 hacomonoでは、フィットネスクラブ・インドアゴルフ・24hジム・スイミングスクールなどのウェルネス領域の店舗運営を支える会員管理・予約・決済システムを提供しています。 この記事では、hacomonoでUX…

hacomonoプロダクトチームの社内イベント「6月だョ!全員集合 2025」を開催しました

はじめに こんにちは、Engineering Officeのぬんです。 東京でも毎日30度を超える真夏日が続いた6月下旬、hacomonoでは暑さに負けず全国からプロダクトチームのメンバーが集まる『6月だョ!全員集合 2025』が開催されました。 フルリモートで北海道から沖縄…

SORACOM VPGへの全面移行体験記 - 99%以上の移行を完了した実録

はじめに こんにちは!hacomonoのIoT部でバックエンドエンジニアをしているベーです。 hacomonoのIoT製品では数千台のデバイスがSORACOMのサービスを利用しており、今回はSORACOM VPG(Virtual Private Gateway)への移行プロジェクトについて、実際の移行体…