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AWS EC2に Jenkins をインストールする

今後仕事で使う機会がありそうなので 最低限の設定だけで Jenkins を EC2 にインストールしてみました。

まず初めにサクッと EC2 インスタンスを立てちゃいます。 構成は OS に Amazon Linuxインスタンスタイプに t2.micro、後はデフォルト設定。

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正常に作成できたら 次にインスタンスにアクセスして Jenkinsをインストールするしていきます。

ターミナルから ssh コマンドで EC2 にアクセス

ssh -i 'your-sshーkeyーpath' ec2-user@'IPアドレス or パブリックDNS'

Jenkins は Java 1.7 以上がインストールされていないと動かないので Java 1.8 をインストールしていきます。

sudo yum install -y java-1.8.0-openjdk-devel

正常にインストールされているかを確認。

java -version
openjdk version "1.8.0_191"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_191-b12)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.191-b12, mixed mode)

Java のインストールができたらいよいよ Jenkins をインストールしていきます。

Jenkins をローカルにダウンロード

sudo wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo http://pkg.jenkins-ci.org/redhat/jenkins.repo

パッケージ署名チェック用のキーをインポート

sudo rpm --import https://jenkins-ci.org/redhat/jenkins-ci.org.key

Jenkins をインストール

sudo yum -y install jenkins

最後に Jenkins を起動

sudo service jenkins start
Starting jenkins (via systemctl):                          [  OK  ]

Jenkins が起動できたので次に Web ブラウザにアクセスします。 Jenkins は 8080 番ポートで起動しているので EC2 のセキュリティグループ設定で 8080 番ポートをオープンにします。

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http://(IP address or パブリックNDS):8080 にアクセスします アクセスすると最初に Unknown Jenkins が表示されます。

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画面の指示通り、サーバーの「/var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword」に 記載されているパスワードを確認

sudo cat /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword

記載されているランダムな文字列をパスワードとして入力して 画面の指示に従いおすすめのプラグインとユーザーの作成をすると Jenkins が使用できるようになります。

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次にジョブを作成します。 初期画面から新規ジョブを作成を選択

次の画面では Enter an item nameに任意の名前を入力して フリースタイルプロジェクトを選択

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これで空のジョブが作成されました。

ディレクトリを作成するシェルを設定して実行してみます。

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作成されているか確認

ls /var/lib/jenkins/workspace
test  test-job