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ポストモーテムLunchLTに登壇しました

はじめに

こんにちは、Engineering Officeアシスタントのちいです。

2023年9月14日(木)にファインディ社主催のLunchLT「ポストモーテムLT会!「SRE成熟度評価」「社内共有会」カルチャーを醸成するためにやったこと」に発表者としてEMのよこちゃんが登壇しました。

発表内容や登壇しての感想をテックブログでも公開させていただきます。

発表内容

よこちゃんのタイトルと発表資料は以下です。

◾️タイトル「hacomonoでのポストモーテムの取り組み」

今回は、hacomonoが近年急成長する中でのインシデント対応について発表させていただきました。

hacomonoではインシデント発生時のリードを担当するPSIRTチームを立ち上げました。

インシデントレポートやポストモーテムはnotionで管理しており、インシデントについては稼働率の推移や、インシデント対象機能や原因の割合などをLookerstudioで可視化しています。

また、ポストモーテムでは「必要最小限メンバーでの実施」を心がけて発言しやすさや、Goodを必ずあげること、個人を責めない空気作りを意識し、ポストモーテムを最大限活かすためにProblemやTryからNext Action Itemを決めてタスクDBという管理表に追加し優先度に応じて進捗管理をしています。

登壇しての感想(よこちゃん)

発表準備をする中でタイトルを3回ほど変えました。

理由は、発表準備をする中で改めてポストモーテムの課題が多種多様だと気づいたからです。
「反省会になりがち」という組織文化の課題
「振り返りや再発防止策を継続してやる余裕がない」という体制の課題
「テンプレやガイドラインが不足して負荷が高い。都度判断が必要」というプロセスの課題など
hacomonoでは組織文化の課題は感じづらいものの過去の経験からとても共感できますしそれ以外の課題については現在進行系で苦労しています。

どの課題にテーマを絞っても10分以上かかるものばかりですし、もっともっと話したいことが沢山ありましたが、最終的に悩んだ結果、網羅的に紹介する代わり実際のインシデントレポートやSLOダッシュボードを可能な限りお見せして具体のイメージを共有しようと決めました。
質問や感想もSLOダッシュボードやインシデントレポートについてが特に多かったように感じました。 全部自分が作りましたみたいな顔で発表しましたが、ほとんどのガイドラインやPSIRTの体制はCTOのまこさんが作り上げ、SLOダッシュボードはEngineering Officeアシスタントのちいちゃんに作ってもらいました。
また普段のインシデント対応、ポストモーテムの実施など開発チーム全体に助けられているなと資料を作りながらしみじみしました。

インシデント対象となったお客様には本当に申し訳ありませんし、緊迫した中でのトリアージやその後の再発防止策の徹底に苦労はするものの、ポストモーテムは自分たちにとって本当に学びの場であるため引き続き、よりよいポストモーテムの場が出来るよう今回のLT会での他の方の発表を参考にチャレンジを続けたいと思いました。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

今後も他社様との合同イベントや大規模カンファレンスへの登壇を予定しております。

皆様のご参加をお待ちしております!

◾️10/4(Thu) 「Rubyで追求するモジュラモノリスの可能性」

◾️10/28(Sat) Vue Fes Japan 2023

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